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オトナの大学

シティ大学は金融の中心地シティ地区と商業地域ウエストエンドの境界領域であるエンジェル地区に立地する総合大学です。社会人を対象とした工業技術大学として1894年に設立され、約70年後の1966年に総合大学として認可を受けました。キャリア・チェンジを目指す社会人学生に大きく門戸を開放しているため、多彩な背景を持つ社会人学生にアカデミック色に偏ることのない、けれども高度で実務色が濃く、就業経験をベースにしたプログラムを多く提供しているのが特徴です。
ここが「オトナの大学」と言われる所以です。2016年9月1日付けでシティ大学はロンドン大学連合のメンバーになりました。「それはつまり、シティがUCLやキングスカレッジを始めとする名門グループの一員となること」と意気揚々のメッセージがウェブサイトにアップされました。
やはり長いものには巻かれる運命にあったのでしょうか。

欧州経済を牛耳る金融街the Cityを根城にしているため、「シティ校と言えばビジネス」と言われがちだし、実際シティ校の大看板が評判・授業料とも最高値のMBAであることは今も変わりません。しかし恐慌並みの経済破たんを幾度か経た今、カネを追いかけマネーゲームに浸ることに倦み疲弊した時代はアート&カルチャーに目を向け始めています。ロケーションがロケーションなだけにアートや社会学系の学生にとってはリサーチの題材が身近に転がっているので手間要らず、ヘビーな勉強の合間の息抜きに出かけるのにも便利なスポットであるのは言うまでもありません。
コース
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授業料 2018/19年度の授業料

古典的な(何が何でも金融一直線の)人が王手をかけるならやはりビジネス・スクール(経営学部)でしょう。また入学基準はかならい高いがこの分野の草分けであるアート・マネジメント学部の存在も光っています。実は、近年脚光を浴びているのが隠れたエースの社会学部。
カネ関連の学部と比べると堅実で地味だがオトナ(社会人経験者)にとってとっつきやすい学科が色々あります。看板ゆえに小うるさい要求(入学基準)が多いビジネス系やマネジメント系と違って、新卒・社会人ともに幅広く受け入れる姿勢と低めの授業料がうれしい。トピックの選択幅もゆるりで、食文化からゲイ・カルチャーまでどんと来いです。

MBA(1年コース) £41,000
Culture Policy & Management(1年コース) £16,500
Business Economics(1年コース) £16,000
International Journalism(1年コース) £20,000
お申し込み方法
ユニコンでは簡単な案内書(日本語版)を用意しております。マニュアルや進学相談をご希望の方はお知らせください。

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