ロンドン芸術大学(UAL): 2023年度入学のための出願・審査について
2022.10.18
ロンドン芸術大学
ロンドン芸術大学の各カレッジの以下のファウンデーションコースに進学をご希望の方は、平等に審査が出来る2023年2月23日までに出願することを強くお勧めします。
* CCW Foundation Diploma in Art and Design
* CSM Foundation Diploma in Art and Design
* LCF International Preparation for Fashion (Cert HE)
* LCF International: Introduction to the Study of Fashion
2月24日以降はそれまでの合格人数や状況を勘案しながら、審査が進められます。
2月23日までに出願できれば通常通り審査を受けることができます。
2月24日以降の出願となると、「今年はもうたくさん人数が集まりそうだから終わり!」となる可能性もありますのでご注意ください。
◆BA(学部課程)の出願締切◆
ロンドン芸術大学6カレッジの全てのBA(学部課程)の”ひとまず”の出願締め切日は2023年1月25日です。
1月26日以降はそれまでの合格人数や状況を勘案しながらの審査になります。
ユニコンは30年近くに渡りロンドン芸術大学と付き合ってきましたが、2019年から各カレッジのBAの受付終了アナウンスの早さに衝撃を受けました。
日本人学生は減っているのでこの人気の急騰に現実味がわかない・・・。
◆MA(大学院課程)の出願締切◆
ロンドン芸術大学6カレッジのMAコースは出願締切日が2回設定されています。
- 2022年12月14日
- 2023年4月3日
まずはどのコースに出願するかを決めて締切に間に合うように出願の準備をしましょう。
◆ 必要な提出書類 ◆
① UAL専用申込書(ユニコンよりお取り寄せください)
② 最終学校の卒業証明書のコピー(英文のもの)
③ 最終学校の成績証明書のコピー(英文のもの)
④ Personal Statement(専用申込書内に記入するか、別紙でご用意ください)
⑤ Reference 1通
⑥ パスポートの顔写真ページのコピー
⑦ IELTS for UKVI Academicのスコア用紙のコピー ※入学年度の入学日から遡って2年以内に取得したもの
⑧ ポートフォリオ(データで提出)
*** ⑤はBAの方のみです。ファウンデーションコースの方は不要です。
*** ⑥⑦は出願・審査後に提出してもかまいません。
*** ①はユニコンに請求してください。
**** MAはコースによって出願書類が違うので、まずは出願コースを決めてから別途ユニコンにご連絡ください。
◆ 注意 ◆
◎ 専用申込書をお持ちでない方、申込書への記入作業がスムーズに進んでいない方、全書類を揃えるのが難しい方、英語スコアをお持ちでない方、面接時間帯の調整が必要な方、心配ごとやご相談がある方は早めにユニバーシティ・コンサルタンツの川平(かわひら)までご連絡ください。
メール :mail@unicon-tokyo.com
LINE➡
◎ ロンドン芸大6カレッジに直接申込書を送っている方はその旨を必ずユニバーシティ・コンサルタンツまでお伝えください。
◎ ポートフォリオのアドバイス、ポートフォリオレビューをご希望の方は個別にお時間をお取りしてカウンセリングいたしますので、LINE/メールでユニコンに“ポートフォリオレビュー希望”とご一報ください。
ポートフォリオレビューはユニコン事務所/都内カフェにお越しいただくか、遠方にお住まいでご来訪が難しい方はZOOMからのご参加も可能です。
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ユニバーシティ・コンサルタンツ
住所 : 〒113-0021 東京都文京区本駒込2-1-18-101
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コンセプト至上主義・・・・・・・・・・・・・・
欧米の作品評価は見た目の美しさや完成度ではなく、〔コンセプト〕の深さや斬新さに与えられます。
それがすべてであると言っても過言ではありません。
ところで〔コンセプト〕という言葉は近年、日本でも当たり前のように使われていますが、そもそもの定義は何なのでしょうか?
具体的にはどんなことを意味しているのでしょうか?
ピッタリした日本語に訳しがたい言葉ゆえカタカナ表示されているのですが、多くの日本人にとっては心からの理解がなかなか難しい言葉だと思います。
〔コンセプト〕という言葉が登場する以前の日本社会では美術はあれこれ理屈付けて論じるものではなく、「見て美しさを感じる」対象であったと思います。
たいへん情緒的で感情的です。そしてわかりやすい。
2千年の歴史に育まれたそうした意識や観念がそうそうたやすく変わるはずがないし、たとえ時代がどう移り変わろうともそうした伝統芸術を守るのは国の使命でもあるし、実際、結果(作品)の完成度を評価の対象とする方々が今現在も多くいらっしゃいます。しかし、近年、驚くべき速さで進んでいる通信の発達とグローバル化の波は日本の芸術界やクリエィティブ産業界にも大きな影響を与えつつあります。
その一つが「結果よりも過程が重要」という考え方です。
「感じる」のではなく、「理論的に分析する」という姿勢です。
この考え方の好き嫌いは別にして、世界には異なる価値観や評価方法があることを受け入れざるを得なくなりつつある事実は誰しもが認めざるを得ない現実ではないでしょうか。そこでセントマーチンズです。
コンセプト重視に偏り過ぎているのではないかとさえ思われるほどその色が濃いこの大学で学ぶ人は常に従来の既成概念に対してinnovativeなチャレンジを試みる姿勢を求められます。
他者の嗜好におもねるような作品や、権威がありそうなプロフェッショナルの批評を有り難く拝聴するだけの従順な学生にとっては大変居心地が悪い学校です。日本の社会でならちょっと眉を顰められるくらいの積極的な(図々しいくらいの)勢いで挑まないと影の薄い人間で終わってしまいます。
各プロジェクトにおいて自分が発信したいアイデア/テーマ[コンセプト]を明確に説明することを求められます。
その元となったインスピレーションや動機をどのようなリサーチを経て発展させたのか、どういう理由からその〔媒体/マテリアル〕を選んだのか、どのようにイマジネーションを膨らませて最終地点(ビジュアル化された作品)にたどり着いたのか、そして自身はその過程と結果をどう分析し自己評価しているのか…という過程をビジュアル(デッサンなど)と言葉で語る責任があります。
自分が他者の作品評価をするときにも同様の姿勢が求められます。
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