2010年04月14日
【ただいま出展中】(ユニ学生、活躍) 奈苗さん、その②
1 DAY Exhibition: Twenty four illustrators draw twenty four hours
日時:Monday 2010年4月19日(月)12時 - 20時 (Private View: 17時 - 20時)
場所: StolenSpace Gallery, Dray Walk, The Old Truman Brewary, 91 Brick Lane, London E1 6QL
ギャラリーのHP:www.stolenspace.com
こんにちは、河原奈苗です。UAL、Camberwell CollegeのMA Visual Arts (Illustration)に在学中です。
今回、コースの中から24名の有志学生で”Moment of Magic in Modern Life”をテーマに、24時間を一人ずつに割り振り、それぞれの一時間の中で起きた”Magic”を表現した作品を発表します。
ちなみに私、河原は、6:00amに受けたMagicを表現しています。たった一日の展覧会なので是非あそびにきてください。
夕方5時からはPrivate Viewもありますので、お酒・ドリンクも飲めます!
私が受付にいる時間は16時~17時ですので、来ていただいた際にはどしどし声をかけて下さい!!
作品の販売もしています(お値段は当日のお楽しみに。リーズナブルデス!)
Barbaratics (Nanae Kawahara website) www. barbaratics.com
投稿者 unicon : 01:54
【見に来てください】河原奈苗 1日だけの展覧会@Brick Lane
1 DAY Exhibition: Twenty four illustrators draw twenty four hours
日時:Monday 2010年4月19日(月)12時 - 20時 (Private View: 17時 - 20時)
場所: StolenSpace Gallery, Dray Walk, The Old Truman Brewary, 91 Brick Lane, London E1 6QL
ギャラリーのHP:www.stolenspace.com
こんにちは、河原奈苗です。UAL、Camberwell CollegeのMA Visual Arts (Illustration)に在学中です。
今回、コースの中から24名の有志学生で”Moment of Magic in Modern Life”をテーマに、24時間を一人ずつに割り振り、それぞれの一時間の中で起きた”Magic”を表現した作品を発表します。
ちなみに私、河原は、6:00amに受けたMagicを表現しています。たった一日の展覧会なので是非あそびにきてください。
夕方5時からはPrivate Viewもありますので、お酒・ドリンクも飲めます!
私が受付にいる時間は16時~17時ですので、来ていただいた際にはどしどし声をかけて下さい!!
作品の販売もしています(お値段は当日のお楽しみに。リーズナブルデス!)
Barbaratics (Nanae Kawahara website) www. barbaratics.com
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2010年04月12日
【ただいま出展中】File4. 河原奈苗さん
がっぽり稼ぎましたよ♥
展覧会テーマ : Art Market
展覧会場 : LCCキャンパス
展示期間 : 8 – 11 March 2010
出展者 : 河原奈苗さん (MA Illustration @ Camberwell College of Arts)
ユニコンHPのイベント欄にて告知した奈苗さんのArt Market出店、足を運んでくださった方もいるのでは?クリスマス前に出店したクラフト・フェアでは「がっぽり稼ぎました(ムフ)」という奈苗さん、今回もしっかり商売しているかしら?ユニコン調査隊員、早速奈苗さんの店番の日にあわせて偵察してきました。ちゃんと稼いでいるかどうか厳しくチェックチェック。
向かった先は今回のマーケット会場となったLCC。学校のあるElephant & Castle、隊員はもう十ウン年前に足を運んで以来ご無沙汰してたわ。あいまいな記憶をたどりつつ地下鉄脇の地下道を潜って学校へ。さすがに当時よりも建物がかなり立派になっています。
「アートマーケットはこちら」の張り紙に従って校舎に入ると、セキュリティを抜けてすぐのホールにずらりと出店ブースが並んでいました。
ぐるりと見渡すと・・・いたいた、奈苗さん。机の上にはカラフルでいかにもかわいらしい商品が所狭しと並んでいます。こんにちは、しっかり商いしてまっか~?
「あ、ユニ隊員さんこんにちは。私はまだ今日がはじめてで、しかも遅刻しちゃって。さっき店番はじめたばかりなのでわかんないですけど、ま、そこそこに売れているみたいです。」
今回の仲間はMAのコース仲間を中心に総勢9人、台湾人5人、彼らの友達2人、イギリス人1人と奈苗さん、という顔ぶれだそう。今回の商品ラインナップは「前回のクラフト・フェアで売れ行きがよかったブローチなんかを中心に、日本の大学時代に作った残りものもちょっと」という構成。
値段についてはクラフト・フェアでの経験をふまえて現実的(安め)に設定したそうです。
「みんな値段の付け方が甘くって。私の値段を見て「えーっ、ナナエの安くない?!」って言うんですよ。だから、私は「何いってんの、これくらいじゃないとお客さんは買わないんだよ」と言ってあげてるんです。」と鼻息荒く教えてくれました。だいたいアーティストはおカネの感覚が緩いですから、こういう市場感覚を持つのはよいことです。
「こういうマーケットの出店は2回目になりましたが、雰囲気は今回のほうが前回よりも好きです。前回はプロの出店もお客さんの数も多くて商業的な雰囲気でしたけど、今回は学園祭を思い出す雰囲気で、のんびりして楽しいです。今後もいろいろ出していきたいですね。」と奈苗さん。
ところで、その「がっぽり稼いだ」という前回のクラフト・フェア、一体いくら稼いだのかな?!
急に挙動不審になって周りをちらちら見ながら、奈苗さんがこっそり耳打ちで教えてくれました。
「75ポンドですッ!」
・・・・・商売人への道はまだまだ遠いようです。アーティストよ、頑張れ!
(2010年3月10日取材)
投稿者 unicon : 09:09
2010年04月10日
【ただいま出展中】File3. 高野愛子さん
私の絵、さかさまだよ!
展覧会テーマ : i swore i sore
展覧会場 : The Nunnery Gallery
展示期間 : 25 - 28 Feb & 4 – 7 March 2010
出展者 : 高野愛子さん MA Fine Art @ Wimbledon College of Art)
ユニコン調査隊員、きょうは目を肥やしにWimbledon CollegeのMA Fine Artコース中間発表の展会場に出発。目指すはコース唯一の日本人学生としてガンバル愛子さんの作品です。
東ロンドンはBowにあるThe Nunneryという建物が会場だが、その名が示すように尼僧院をギャラリーに作り替えたスペースだそうです。会場を示す看板はあるのだが入口が分かりにくく誰かに開けてもらわないと中に入れない造りになっているのが難点というかツウ向けというか。
ドアを開けてもらうと、作品の品評会が行われていました。愛子さんの作品は奥の部屋にあるというので、品評会をそそくさとすり抜けて奥へ。
愛子さんは小さめサイズのPaintingを3点出展したそうです。出展者ではなくキュレーターが作品の配置や展示方法を決めたので愛子さんも展示空間を見るのはこの日が初めてとのこと。「あ、あれです、私の作品」と近づいてみると…
あっ!!!絵がさかさまにかかってるッ!!!
下の写真を見てください。左がさかさま展示、右が正しい展示です。3枚のうち、左上のグリーン系の絵が微妙~に違うのがわかりますか?
「作品の裏にちゃんとこうやって書いているのに、ホラ、This side UPって…」
キュレーターは逆さまにしたほうが素晴らしいと判断したのでしょうか、それとも単に間違っただけ?いずれにせよ、「いかにもイギリス」なエピソードです。解釈を間違ったことが幸いして作品が売れた、高い評価がついた、などコメディのような本当の話が日々囁かれる英国アート業界の現場に、私、奇しくも遭遇してしまったようです。さて、その皆さんはどちらが素敵だと思いますか?
愛子さんの作品は「ファンタジー」がテーマで、色合いの美しい、一見正統派のとてもきれいな絵です。しかしその制作過程はとても現代アート的。まず写真などをコンピュータに取り込み、画像を作りこむ。それをキャンバスにトレースしてその上からペイントを施す。こうした作業の陰にはファンタジーとおとぎ話の違いや消費社会についてなどの様々な考察とアカデミック・リサーチという苦労の積み重ねがあるそうです。深い…
WimbledonのMAFine Artの特色は「コース全体の雰囲気はのんびりしているが、アカデミックな色合いが濃い」ことだそうで、そんな校風が制作のプロセスにも影響してくるとか。たとえば愛子さんの隣で展示している人の作品は、コーヒーを淹れた後の豆のカスを使っているのですが、これは「世界中の都市の人口とコーヒーの消費量と輸出国の生産量の統計を取って云々」という結果の作品だそうです。確かにじっくり時間のかかったアカデミックなアプローチに聞こえる。
愛子さんは卒展に向け、今回の出展画と同じラインの作品を制作していくそうです。今回の中間発表展はMA学生たちの研修を兼ねた数日間の開催ですが、夏の卒展はぐっと大々的なものになるはず。お目にかかるのが楽しみです。
投稿者 unicon : 00:58