2010年03月25日
2009年4月1日:移民法大改正アナウンスされる
噂通り、移民法改正が正式にアナウンスされました。大学にとっても留学予定者にとっても嬉しくない変更がてんこ盛りの内容でしたが。中でも特筆すべきものは、入学条件が完全クリアされていない入学予定者(条件付きオファーの持ち主)に対して英国の大学が unconditional offer letter(ビザ申請目的の正式合格証)を発行できなくなったことです。
『条件』て言ったら、情けないけれどまず『英語』ですよね。
ユニコンで扱っている学校群の顔ぶれを見わたすと、入学基準の英語力が一番低いのがロンドン芸大(UAL)のファウンデーション・コース。それでも IELTS5.0必要だ。中学3年生までの英語の教科書をしっかりやっていれば全然無理な点数じゃないのだが、最近のお客さんを見るとあまりしっかりやっていない人が多いし、某有名美大の教授の話によれば「僕の大学の学生達に IELTSの模擬テストやってみたら平均点が3.5だった」と言うし、これはロンドン芸大(UAL)申込者にとって相当イタい打撃になる。あ~ IELTSスコア無しでも軽くオファーを出せる三流大学のシステムがうらやましい。
もうひとつの変更点は、留学資金の証明として「留学生本人名義の銀行通帳」を提出しなくてはいけなくなったこと。審査するのが日本語を読めないフィリピン人だから、銀行通帳だけでなく通帳の翻訳版と翻訳証明書まで添付しなくてはいけない。
投稿者 unicon : 2010年03月25日 21:46