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2013年06月07日

【この人に聞きました:メディア掲載】File15. 髙橋みなみさんがまたまたメディアで紹介されました!

セント・マーチンズ(CSM)のBA Fine Artに在籍中の髙橋みなみさんが、ブリティッシュカウンシル発行の【英国留学ガイドブック2013/14】で紹介されています!

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以下、記事の内容です。

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英国留学体験記

■英国留学を決断した理由
父が英国に関わる仕事をしており、進路に悩んでいた高校3年生のときに父といっしょに英国を訪れました。
そのときに出会った英国人や滞在している留学生の熱意と真摯さに憧れ、英国留学を決断しました。

■情報収集や留学の準備
高校卒業後より1年間、シェアハウスで外国人といっしょに暮らし、日常会話程度の英語が身につきました。
その後、語学留学3ヶ月、ファウンデーションへ行くためのコースへ3ヶ月、ファウンデーションからロンドン芸術大学の学部と進学しました。
留学費用は埼玉県から「埼玉発世界行き・奨学金支給制度」の学位取得コース奨学生として、2011年から毎年奨学金をいただいています。

■学業生活について
英国のアート教育は技術重視ではなく、「いかにクリエイティブなアイディアを生み出せるか」という点に重きをおいています。
ある課題で、バラバラの3つの単語を複合させた作品をつくるというものが出されました。私にはSuture(縫合)、Overturn(反転)、Isolation(孤立)という単語が与えられ、最終的にゴム手袋の先端を切り落とし、指の部分にバナナの皮を縫い合わせ、吊るした立体作品を制作しました。
これは基本的な授業ですが、いかに自分の周りを見渡し、どう理解を深めて発想を得るかという発想力を高める良い授業でした。

■英国留学で得たこと
留学前の私は、消極的な芯のない人間だったと思います。
しかし、この国では自己主張をしなければ生きていけません。
たとえば批評をする際は、なぜ私はこれをつくったのか、だれに何を伝えたいのかというプロセスを、英語で論理的に伝えなければなりません。私は留学をしてから、改めて「私は何がしたいのか」ということを深く考えるようになりました。
目標や強い意志をもって行動できるようになり、性格に変化があったと思います。私にとって、この変化は大事なことだと感じています。


髙橋みなみさん
【留学した都市】 London
【留学した学校】 University of the Arts London, Central Saint Martins
【コース】 BA Fine Art
【留学期間】 2011年6月~現在も留学中
【留学準備の開始時期】 留学の12ヶ月前
【渡英直前の英語力】 IELTS 5.5
【滞在方法】 フラットシェア

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髙橋さんが「埼玉発世界行き」奨学金をゲットしたことは以前にも紹介しています。
http://www.unicon-tokyo.com/interview/archives/2011/09/file13_1.html


BananaGlove.jpg

インタビュー記事に出てくる“Banana Glove (2011)”

もっと作品が観たい方は髙橋さんのTumblrをチェック!
http://minamitakahashi.tumblr.com (フォローしてね♡)

 

投稿者 unicon : 11:54

2008年09月12日

【この人に聞きました】File5. ロバータさん

CSMグラフィック・デザイン学部在籍中の学生が歌手&女優デビュー

ロバータさん

 Central Saint Martins(CSM、セントラル・セント・マーチンズ)在学生のアイアトン・イザベラ・ロバータさんが、日本で歌手&女優デビューしました。「ロバータ」の名前で活動中です。

 「まだまだ駆け出しですが、(歌手、女優、デザイナーと)3足のわらじで頑張っています!」とさわやかに話してくれたロバータさんは、笑顔の印象的なかわいらしい女の子です。

作品1
 「去年チェルシーに行った、あのロバータちゃんが雑誌に出てますっ!」
 ユニコン関係者随一の芸能情報通からこんな連絡があったのは、英国大学の最終学期も終わりに近づく頃。
 えぇっ、もうデザイナーとして脚光を浴びてるの?!ロバータさんといえばまだセント・マーチンズのグラフィック・デザイン学部1年生のはず・・・驚くユニコンに対してさらに「いやいや、デザイナーとしてじゃなく、女優さんの卵として出てるんですよ」と重ねる情報通。なるほど、やはりその方面に・・・と、遡ること3年前、ロバータさんとの最初の出会いを感慨深く思い出しました。
 
 
 
 
作品2

 3年前のある日、東京事務所に一本の英語での電話が入りました。電話の主はロバータさんのお父さん。ロンドン芸大にActing(演技)のファウンデーション・コースはないか、という問合せでした。当時ロンドン芸大では、セント・マーチンズが吸収合併した演劇学校ドラマ・センターでファウンデーションの実施を計画はしていたものの、あくまでまだ計画段階。早くて翌年からの開始予定でした。そこで、幅広く感性を磨くためにアート&デザインのファウンデーションをやるのはどうかと提案したのです。

作品3
 すると、日本のインターナショナル・スクールでアートを取っていたロバータさんはデザインにも興味があるということが判明。「それでは、まずはこちらでやってみよう」と、ロンドン芸大チェルシー・カレッジのファウンデーション・コースを受験する運びとなったのでした。デザインがいいな、でもひょっとしたらファイン・アートもやりたくなるかも、という初々しい高校生だった彼女ですが、無事にチェルシー・ファンデへの進学が決定。翌年はセント・マーチンズのグラフィック・デザイン学部へ進み、そして今回の歌手&女優デビューとなりました。

CSM Photo Studio
 ところで、ロバータさんは名前やルックスこそインターナショナルですが、生まれも育ちも日本、第一言語は日本語というバックグラウンドの持ち主。もちろん、純粋な日本人家庭に育った学生たちよりはずっと国際的な環境に育っていますが、やはり日本と英国の文化の違いや美術教育の違いに驚くことも多かったようです。ロバータさんのブログ(後ほど紹介)を読んでいると、毎日の新鮮な驚きがよく伝わります。例の情報通が持ってきてくれた、ファッション・ブランド「マドモワゼル・ノンノン」の広告インタビューのなかで、彼女はこう語っています。

 「いま、グラフィックというとコンピュータを連想しますけど、私が通う大学では、手で描くこと、手で創ることの重要性を教えられています」

教室で作業するロバータさん
 まさしく、ユニコンがよく口にするフレーズ「とにかく手、アナログ手作業」を証明してくれるかのようなコメントです。分かってはいるものの、やはりこういう現場の声を聞くと「やっぱり、そうなのだなぁ」と改めて納得させられます。「クリエイティブ」というのはどういうことなのか、ロバータさんも日々肌で感じているのですね。このような美術教育を受けることでパフォーマーとしての感性が磨かれ、また歌手や女優という仕事を通してデザインの勉強にも新たな視点が生まれる、という良い循環が生まれることを期待して、ロバータさんの今後の活躍を応援したいと思います。皆さんもぜひ、テレビや雑誌、ラジオなどをチェックしてください。

 
 
 
 
ロバータさんオフィシャル・ブログ http://ameblo.jp/ysabella/

投稿者 unicon : 15:40

2008年08月15日

【この人に聞きました】File3. 早野実希子さん

常に新しい“美と健康”を追求し続けるLCF卒業生

早野実希子さん

 London College of Fashion(LCF、ロンドン・カレッジ・オブ・ファッション)卒業生の早野実希子さんは、現在、名古屋と東京・六本木で内外美容を提唱するサロン「ABSOLU HERBEEN」を展開しています。「Absolu Herbeen」とは、フランス語で絶対という意味の「Absolu(アブソリュ)」とHerb(ハーブ)を体内に取り込むという意味の造語「Herbeen(ハービン)」を元に生まれた名前だそうです。表面的な「美容」だけでなく、ホリスティック(総合医療)の考え方を取り入れた早野さんのオリジナルトリートメントは、著名人を含む世界中の多くの顧客から支持されています。

 じつは早野さんには、LCF留学当時の2000年、ユニコンのホームページにコース奮闘記を寄稿してもらっています。早野さんの通っていたコースはBTEC HND Beauty Therapy and Health(現FdA Beauty Therapy and Health Studies)。
当時の寄稿文からも、常に高い目標を持って全力で突き進むという早野さんの真摯な姿勢が伝ってきます(早野さんの留学生時代の寄稿文はここから)。

Herb
 
 
 「ロンドン留学が私の人生で最大の転機でした」と振り返る早野さん。薬科大学を卒業後、薬剤師として特に漢方への造詣を深めた後、さらなるキャリアアップと自身の人生のテーマである「美と健康の追求」のための渡英でした。

 

ABSOLU HERBEEN NAGOYA

 ところで、この早野さんも、前回ここで紹介した上田美和さんと同じ29歳で留学をスタートしています。帰国後すぐに地元で自分自身のビジネスを立ち上げ現在に至る、という経緯も同様です。分野は全く違うものの、ほぼ同時期に同じ年齢で留学してきた女性二人、こうしてそれぞれ活躍しているのを見ると頼もしい限りです。留学時の年齢について、当時の早野さんも上田さんと同じく「29歳では遅いという人もいましたが、私にとっては最良の時期だったと思います」と語っています。

 「タイミング」というのは人それぞれ違います。高校卒業後すぐに海外へ出ることがベストという人もいれば、上田さんや早野さんのように、大学卒業~まとまった期間の就業という経験を経ての留学がベストという人もいます。留学年齢に模範解答はなく、「自分が今だと感じたときがそのとき」なのだということを、彼女たちの人生から教えられる気がします。

ABSOLU HERBEEN ROPPONGI


 東京・六本木店は完全プライベート制のため予約者のみに所在地が伝えられます。六本木ヒルズから徒歩3~4分の好ロケーションです。名古屋店は地下鉄東山線藤が丘駅を出てすぐ。詳しくは早野さんのホームページを訪れてください。彼女が登場しているメディア紹介もあるので要チェックです。あなたの部屋にある雑誌にも、早野さんが登場しているかもしれませんよ。


 
Absolu Herbeenホームページ http://absoluherbeen.com

<ABSOLU HERBEEN NAGOYA(名古屋)>
 〒456-0048
 名古屋市名東区藤見が丘13
 Tel: 052-775-1966

<ABSOLU HERBEEN ROPPONGI(東京・六本木)>
 完全プライベート制のため住所非公開
 (予約時に案内)
 Tel: 03-6638-6979

投稿者 unicon : 10:56