2009年12月01日
【ゆにこんアラカルト】
学校に入る前は歩いてた
ふたを開けてみると自分がコースにたった一人の日本人だった、という「がーん」な初日を迎えたシホ子さんの話。
「先生が教室に来た瞬間、いきなりみんな自己紹介しろって言われて、それも自分でじゃなくてね、まずパートナーを組んでお互いに自己紹介するんですよ。んで、相手のことを紹介しろって突然言われて。焦りましたよー。」
「その人、ちょっと年上のヒトで、コースに入る前しばらく働いてたらしいんですわ。で、学校来る前はシー・ワズ・ウォーキングって言ったら、みんなの顔がハテナ?ってなってねー・・・。彼女が、ワーキングよ、って小さい声で言い直してくれて、あ、そっかぁー、ウォークじゃなくてワークよね、イエスイエスオフコース、シー・ワズ・ワーキーング、って言ったんですけどねー・・・もう。大変でしたよ。」
「他にも、何やらわからん単語があって、なんやっけ??って顔してたら、まわりでうちらの会話聞いてた子たちが代わりに説明してくれたりして。ほんま冷や汗モンでしたけど、まあなんとか終わりましたわ。」
この「相手のことを紹介する変則自己紹介」、イギリスではよくやる方法なのです。私も経験アリですが、聞くだけならまだしも、それをさらに人前で発表しないといけないので大変です。あれ、ビジネスって言ってたっけ、マネジメントだっけ、23歳だっけ25歳だっけ??とだんだん混乱、しどろもどろに・・・というのはよくある話。
しかしシホ子さん、ワークとウォークの違いにすぐに気づいて「おっとっと、そうだよね」と言うあたり、なかなかの成長ぶりです。持ち前の明るさでどうにか生き延びることができそうなこういう人は心配ないでしょう。さらなる珍エピソードに期待?!
投稿者 unicon : 10:31