bar

2010年04月26日

【ゆにこんアラカルト】
噴火のためにえんやこら?ユニ学生の旅エピソード その2

さて、成り行き上モスクワに閉じ込められることになってしまった、オリエンテーションを目指す大阪組の二人。実はもっと正確にいえば「モスクワのホテルに」だったのです。ロシアは観光ビザや旅行計画書の提出がないと街を出歩いてはいけないことになっている国なので、そんなもの持っているわけがない二人はホテルから一歩も出られないのです。S尾さんからユニコン・ロンドンに電話があり、「私いまモスクワなんですけど、この先飛べないからここで待機になっちゃったんですよ。とりあえず航空会社がホテルを取ってくれたみたいなんですけど」と言われた時は驚きました。まじでーッ、モスクワで足止めかい!!「っていうかロシアのお金の単位って何ですか?!?わたし全然ロシアのお金なんて持ってないし!」・・・って確かに。結果的に数日の滞在を強いられることになった彼ら、ホテル内はちょっとした難民キャンプのようになり、ヨーロッパ各地を目指す人たちで目的地別にコミュニティが形成されていったとか。

何の進展もないまま数日が過ぎ、「このまま待っててもしょうがないし、灰がこっちに流れてきていよいよモスクワに閉じ込められたらたまらないし」ということで、二人は「飛べるところまで飛び、あとは陸路でロンドンを目指す」という決断をしたのでした。

そこで二人の取ったルートやいかに?!(続く)

投稿者 unicon : 00:00

2010年04月22日

【ゆにこんアラカルト】
噴火のためにえんやこら?ユニ学生の旅エピソード

こんにちは、ユニコン・ホームページリニューアル後初のあらかると記事です(ユニ子感激!)

それにしてもすごかった、アイスランド火山噴火による4月15日から6日間にわたる空路大混乱。
まさしく15日から日本に出張するはずだったユニコン・スタッフ2名をはじめ、大学のスタッフも多くがロンドンから出られなかったり出先から戻ってこられなかったり。私たちの個人的な知り合いにも世界各地で足止めを喰っている人が何人もいます。みな普段から意外と国境をまたいで活発に移動しているのね。

学生たちの様子も悲喜こもごも。噴火の一日前に戻ってきたんですよ私、ラッキーッと喜びの報告兼世間話をしに来た学生もいれば、「飛べなかったんだけど学校に連絡したほうがいいですよね」と(当然です)日本から電話をかけてくる学生もいました。ちょうど噴火の翌週は英国の学校の新学期かつCSMのオリエンテーション・コースとUCLの大学院進学準備コースという二つの大物コースの開始週でもあり、新旧かなりの学生が火山灰の影響を頭からまるかぶり。不親切な某欧州系航空会社がフライト状況を電話やメールで知らせてくれないため、キャンセルになった事実を知るためだけに新潟から成田まで出向いた学生までいて、カワイソーッ!という状態の人が次々に出現しました。

そんな中、最もすごかったのが本日ロンドンに到着した二人、CSMのオリエンテーションに参加するため大阪から某ロシア系航空会社の飛行機に乗り込んだS尾さんとY野くん。一昔前には絶対に誰も乗らなかったエアラインなので(落ちるといわれていたから)大人のユニ子は驚きましたが、なんでも近頃は機体も機内サービスもばっちり向上で節約学生に人気とか?時代は変わるのね。彼らの乗った飛行機は日本を出発し経由地のモスクワに降り立った・・・まではよかったが、そこで噴火が起こりヒースロー空港が閉鎖。二人はあろうことかモスクワに閉じ込められてしまったのでした。

しかも、そこで二人を待っていたさらなる苦難が。続きは次回。

投稿者 unicon : 22:38